

国内と海外を比較すると、確かに海外FXの方が税金はお高め。しかし、利益を出しやすいのは圧倒的に海外FXの方です。
私なら完全にリターンの大きい前者ですね笑
この記事では、IS6FX(旧is6com)の税金の仕組みから、知らないと損する節税テクニックまで徹底解説していきます。
IS6FX(旧is6com)と国内FXとの違い
まずは、国内FXとIS6FX(旧is6com)の税金制度の違いについて見ていきましょう。
比較項目 | IS6FX | 国内FX |
---|---|---|
確定申告が必要になる額 | 給与所得者:20万円以上 非給与所得者:38万円以上 | |
所得区分 | 雑所得 | 一定の先物取引による雑所得 |
税制度 | 総合課税 | 申告分離課税 |
税率 | 累進課税 | 一律20% |
損失繰越 | 不可 | 3年間なら可能 |
それでは1つずつ解説していきます。
確定申告が必要になる利益額
IS6FX(旧is6com)では、一定の利益が出たら確定申告を行い税金を納付する必要があります。
- 給与所得者(会社員、パート、アルバイトなど):給与以外に20万円以上の利益がある場合
- 非給与所得者(専業主婦や学生など):38万円以上の利益がある場合
これは、海外FX、国内FXによらず、共通のルールとなっています。
所得区分の違い
税金が課税される対象となる収入のことを「所得」といい、所得には税金が課税されます。
国内FXと海外FXでは、所得の申告方法が次のように異なります。
- IS6FX:総合課税
それぞれの所得をすべて合計した金額に対して税金がかかる - 国内FX:申告分離課税
それぞれの所得に個別の割合で税金がかかる
図で表すとこんな感じですね。
国内FXはFXだけで利益を申告するのに対し、海外FXは他の所得と合算して申告する必要があります。
課税の税率の違い
国内FXと海外FXでは、課税の税率が異なります。
- IS6FX:累進課税
- 国内FX:一律20%の課税
先ほどの図をつかうとこんなイメージ。
IS6FX(旧is6com)による利益は累進課税ですので、所得が多くなればなるほど税率は高くなっていきます。
所得(給与所得+IS6FXでの利益) | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 15% | 0円 |
195万円~330万円 | 20% | 97,500円 |
330万円~695万円以下 | 30% | 427,500円 |
695万円~900万円以下 | 33% | 636,000円 |
900万円~1800万円以下 | 43% | 1,536,000円 |
1800万円~4000万円以下 | 50% | 2796,000円 |
4000万円以上 | 55% | 4,796,000円 |
ここでいう「所得」とは
- FXによる利益
- 給与所得
- 総合課税のその他の所得
をすべて合わせた収入のことです。
つまりIS6FX(旧is6com)で出た利益は、
①所得全体に税金が課税される(総合課税)
かつ、
②合算した全所得の金額が大きければ大きいほど納める税金も大きくなる(累進課税)
ということ。
一方で国内FXの課税率はずっと20%。ただし、国内FXでは純粋に「FXで出た利益」に対してのみこの割合が適用されることになります。
繰り越し控除
IS6FX | 国内FX |
---|---|
不可 | 3年間なら可能 |
繰り越し控除とは、前の年の損失を翌年以降の利益と相殺すること。今年度の利益を前年度の損失に補填することができるので、節税対策となります。
国内FXの場合3年間まで繰り越し控除が可能ですが、IS6FX(旧is6com)では不可となっているので注意が必要です。
会社にバレる?FXをやっていることがバレる原因とその対処法
会社によっては、副業がNGのこともありますよね。FXによる副業って、会社にバレるのでしょうか?
FXをやっていることが会社にバレるのは、会社が住民税の納付をするとき。なのでバレないための方法は、
「住民税を自分で納付して、FXに関しては自分で確定申告する」
たったこれだけです。
具体的には以下。
これによって、給与所得にかかわる住民税とIS6FX(旧is6com)で得た所得に対する住民税をそれぞれ分けて申告することができます。
IS6FX(旧is6com)で効果的な4つの節税方法
ここまで、IS6FX(旧is6com)の税金について説明してきました。実は、税金を安くする方法も存在します。ここからは、IS6FX(旧is6com)で節税するのに効果的な方法について解説していきます。
- 年をまたいで決済する
- 必要経費を控除する
- 損益通算によって課税所得額を減らす
- 青色申告をする
それでは1つずつ見ていきましょう。
年をまたいで決済する
IS6FX(旧is6com)での利益が確定して課税対象になるのは、「ポジションを決済した時」。つまり、含み益は所得とみなされない、ということです。
もし年越しのタイミングで、ギリギリ申告が必要な利益に近付いている場合は、年をまたいでポジションを決済して、確定利益を調整してもいいかもしれません。
必要経費申告して控除してもらう
IS6FX(旧is6com)の税金を抑えるために最も効果的な方法は、必要経費を申告して控除してもらうこと。
たとえば、以下の費用は必要経費として認めてもらえる可能性があります。
- 取引に使うPCやモニターなどの周辺機器
- FXに関係する書籍やセミナー代
- FX関係の方との会食代
- インターネット回線
- サーバー料金(VPS等)
- 取引手数料
- 光熱費
- 家賃
意外と色んなものを申告できますね!
ただし、必要経費として認められるためには、領収書とIS6FX(旧is6com)でトレードする上で必要だったと説明できる理由が必要です。FX関係でお金を使ったら、領収書の保管と使った理由をメモしておくことをおすすめします。
損益通算によって課税所得額を減らす
損益通算とは、同じ区分の所得内で利益と損失を相殺して課税所得を減らす仕組みのこと。
IS6FX(旧is6com)なら、同じ雑所得内であればの損益を通算することができます。組み合わせられる「雑所得」の例を見てみましょう。
- 他海外FXブローカーでの利益
- 仮想通貨による所得
- ネットオークションの売上
- アフィリエイト収入
- 原稿料・講演料・印税
- 年金や恩給などの公的年金
これらの損益を上手く合わせて節税につなげたいですね。
青色申告をする
確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類の方法があり、青色申告の方が節税できます。
青色申告のメリットを見てみましょう。
- 最大65万円の特別控除が受けられる
- 3年間の損益通算が可能になる
- 30万円までの固定資産は一括で経費に計上できる
- 家族への給与を全額必要経費にできる
- 家賃や電気代の一部を経費にできる
※青色申告をするには、あらかじめ税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出する必要があります。
※個人事業主の開業届けは、国税庁のホームページからダウンロードできます。
ただ青色申告は、白色申告に比べ複雑でややこしいのが難点。
そこでおすすめなのが「会計ソフトfreee」。これを使えば、簿記に詳しくない方でも簡単に青色申告で確定申告ができます。
脱税は絶対にNG
最後に、脱税は絶対にやめましょう。
脱税の先には、あまりにも重い罰則が待っています。
- 未納分の税金の支払い
- 無申告課税(課税所得の15~20%)
- 重加算税(課税所得の40%)
- 懲役(逮捕)
重加算税の課税所得の40%は、脱税で隠していた利益が全て吹き飛ぶほどのペナルティーです。あまりに巨額で悪質な脱税の場合、最悪懲役刑になる可能性もあります。
IS6FX(旧is6com)の税金まとめ
ここまで、IS6FX(旧is6com)の税金について解説してきました。ここでおさらいをしておきましょう。
- 国内FXは一律20%の税金、海外FXは累進課税
- 国内FXよりIS6FXの方が稼ぎやすい
- 制度を上手く使って節税しよう
- 脱税はダメ、絶対
IS6FX(旧is6com)で利益が出せるようになってきた方は、ぜひこの記事を参考にして税金対策も行ってみてください。
海外FXブローカーIS6FX(旧is6com)の評判やスペックについては、こちらの記事で詳しく解説ししています。