IS6FX(旧is6com)は、業界最大級のレバレッジ1000倍とオンリーワンのボーナスで最近勢いを増してきている海外FX会社です。
今回はそんなIS6FXを、「スプレッド」の視点から徹底解析・比較いたしました。
そもそもスプレッドとは?
FXでトレードを行うとき、スプレッドと呼ばれる手数料がかかります。スプレッドとは、簡単に言うと売値と買値の差額のこと。
トレードでポジションを持つとき、
- Bid(売値):通貨を売るときの値段
- Ask(買値):通貨を買うときの値段
の2つが提示されていますよね。この売値と買値の差額がスプレッドです。
また、IS6FXをはじめとする海外FX業者の多くは変動スプレッド制を採用。そのため通貨ペア、時間帯、FX業者や口座タイプなどによってもスプレッドは変動していきます。
取引コストに直結するため、スプレッドをできるだけ抑える方が利益が出るということですね。
IS6FXのスプレッドの広さは口座タイプで全然違う
IS6FXには、4つの口座タイプがあります。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | プロ口座 ※新規受付中止 | レバレッジ6000倍口座 ※受付終了 | |
---|---|---|---|---|
最低入金額 | $50 | $50 | $1,000 | $50 |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 400倍 | 6000倍 |
注文単位 | 1 ロット (1,000 通貨) | 1 ロット (100,000 通貨) | 1 ロット (100,000 通貨) | 1 ロット (100,000 通貨) |
最小/最大注文数 | 最小:0.05 ロット 最大:100 ロット | 最小:0.01 ロット 最大:30 ロット | 最小:0.01 ロット 最大:30 ロット | 最小:1 ロット 最大:30 ロット |
ボーナス | × | ○ | × | × |
EA | ○ | ○ | × | × |
スプレッド (ドル円・平均) | 2 pips | 1.6 pips | 0.8 pips | 1.4 pips |
このうち通常開設できる口座は、マイクロ口座とスタンダード口座の2つ。スプレッドはスタンダード口座の方が狭く設定されています。
ボーナスがスタンダード口座でしかもらえないことから考えても、IS6FXでは基本的にはスタンダード口座の開設をおすすめします。
IS6FXの全口座タイプのスプレッドを比較
それでは、各口座の全通貨ペアのスプレッドを見ていきましょう。
通貨ペア | マイクロ口座 | スタンダード口座 | プロ口座 ※現在受付中止 | 6000倍口座 ※受付終了 |
---|---|---|---|---|
AUD / CAD | 4.7 pips | 3.8 pips | 2 pips | 3.6 pips |
AUD / CHF | 4.4 pips | 3.5 pips | 1.8 pips | 3.3 pips |
AUD / JPY | 3.7 pips | 2.9 pips | 1.4 pips | 2.7 pips |
AUD / NZD | 4.3 pips | 3.4 pips | 1.6 pips | 3.2 pips |
AUD / USD | 2.5 pips | 2 pips | 1 pips | 1.8 pips |
CAD / JPY | 3.8 pips | 3 pips | 1.4 pips | 2.8 pips |
CHF / JPY | 3.6 pips | 2.9 pips | 1.5 pips | 2.7 pips |
EUR / AUD | 4.3 pips | 3.4 pips | 1.7 pips | 3.2 pips |
EUR / CAD | 4.6 pips | 3.7 pips | 1.9 pips | 3.5 pips |
EUR / CHF | 3.2 pips | 2.5 pips | 1.2 pips | 2.3 pips |
EUR / GBP | 2.5 pips | 2 pips | 1 pips | 1.8 pips |
EUR / JPY | 2.9 pips | 2.3 pips | 1.1 pips | 2.1 pips |
EUR / NZD | 6.8 pips | 5.5 pips | 2.9 pips | 5.3 pips |
EUR / USD | 1.9 pips | 1.5 pips | 0.7 pips | 1.3 pips |
EUR / ZAR | 190 pips | 185 pips | 175 pips | 185 pips |
GBP / AUD | 6.1 pips | 4.8 pips | 2.3 pips | 4.6 pips |
GBP / CAD | 6.4 pips | 5.1 pips | 2.6 pips | 4.9 pips |
GBP / CHF | 5.1 pips | 4.4 pips | 3.1 pips | 4.2 pips |
GBP / JPY | 3.9 pips | 3.1 pips | 1.5 pips | 2.9 pips |
GBP / NZD | 9.2 pips | 7.6 pips | 4.5 pips | 7.4 pips |
GBP / USD | 3.1 pips | 2.4 pips | 1.1 pips | 2.2 pips |
NZD / JPY | 3.9 pips | 3.1 pips | 1.5 pips | 2.9 pips |
NZD / USD | 3.4 pips | 2.7 pips | 1.3 pips | 2.5 pips |
USD / CAD | 2.7 pips | 2.1 pips | 1 pips | 1.9 pips |
USD / CHF | 2.9 pips | 2.3 pips | 1.2 pips | 2.1 pips |
USD / CNH | 25.5 pips | 21 pips | 12 pips | 21 pips |
USD / JPY | 2 pips | 1.6 pips | 0.8 pips | 1.4 pips |
USD / MXN | 60 pips | 55 pips | 45 pips | 55 pips |
USD / SGD | 5.6 pips | 4.5 pips | 2.4 pips | 4.3 pips |
USD / TRY | 20.4 pips | 18.9 pips | 15.9 pips | 18.9 pips |
USD / ZAR | 85 pips | 80 pips | 70 pips | 80 pips |
ZAR / JPY | 3.3 pips | 2.8 pips | 1.8 pips | 2.6 pips |
全体の傾向としては、マイクロ口座よりもスタンダード口座の方がスプレッドが狭いことが分かります。
ただしIS6FX自体としては、スプレッドをそこまで売りにしてはいません。
トレーダーにとって通貨ペアのスプレッドが狭いことは、コストを抑える上でとても重要なことです。ですが、IS6FXでは最狭スプレッドや0スプレッドは推さず、バランスを兼ね備えたFXブローカーでありたいと考えています。
公式サイトからも、むやみにスプレッドを狭くするよりもトレーダーに対して誠実な運営を目指していることが分かります。
続いては、他の海外FXブローカーともスプレッドを比較してみましょう。
海外FX業者とのスプレッド比較
ここでは、IS6FXのスプレッドを他の海外FX業者と比較していきます。
スタンダード口座とマイクロ口座のそれぞれで、主要な通貨ペアのスプレッドを見ていきましょう。
スタンダード口座のスプレッド比較
IS6FXの基本的な口座タイプは、スタンダード口座です。
海外FX大手5社の類似の口座タイプを比較してみると、次のようになりました。
通貨ペア | IS6FX スタンダード口座 | XM スタンダード口座 | GEMFOREX オールインワン口座 | Axiory スタンダード口座 | Titan FX Zeroスタンダード口座 |
---|---|---|---|---|---|
USD / JPY 米ドル/円 | 1.6 pips | 1.6 pips | 1.4 pips | 1.3 pips | 1.33 pips |
EUR / JPY ユーロ/円 | 2.3 pips | 2.3 pips | 1.6 pips | 1.2 pips | 1.74 pips |
EUR / USD ユーロ/米ドル | 1.5 pips | 1.7 pips | 1.4 pips | 1.2 pips | 1.2 pips |
GBP / USD ポンド/米ドル | 2.4 pips | 2.4 pips | 2.2 pips | 1.6 pips | 1.57 pips |
AUD / USD 豪ドル/米ドル | 2 pips | 1.9 pips | 1.5 pips | 1.7 pips | 1.52 pips |
※2021年2月時点の情報
表ではIS6FXのスプレッドは、高く見えてしまうかもしれません。ですが、GEMFOREXとAxioryは公式サイトに平均スプレッドの表記がないため、最小値を掲載しています。
IS6FXのスプレッドは、狭くはないが善戦しているといえるでしょう。
IS6FX(旧is6com)のスタンダード口座は、豪華なボーナスと高い約定力を特徴とする口座です。マイクロ口座との違い、他の海外FX会社との比較などをしていきます。口座開設する前に見ておくべき記事ですよ。
マイクロ口座のスプレッド比較
続いては、マイクロ口座のスプレッド比較を見ていきましょう。
少額から取引できる口座をお探しの方は、こちらでスプレッドを比較してみてください。
通貨ペア | IS6FX マイクロ口座 | XM マイクロ口座 | FBS セント口座 | IFC Markets ビギナー口座 |
---|---|---|---|---|
USD / JPY 米ドル/円 | 2 pips | 1.6 pips | 2 pips | 1.8 pips |
EUR / JPY ユーロ/円 | 2.9 pips | 2.3 pips | 3 pips | 2.5 pips |
EUR / USD ユーロ/米ドル | 1.9 pips | 1.7 pips | 1.1 pips | 1.8 pips |
GBP / USD ポンド/米ドル | 3.1 pips | 2.2 pips | 0.9 pips | 3 pips |
AUD / USD 豪ドル/米ドル | 2.5 pips | 1.9 pips | 0.8 pips | 2 pips |
※2021年2月時点の情報
IS6FXのマイクロ口座のスプレッドは、他の業者と比較しても広めです。IS6FXではスキャルピングトレードは制限されていませんが、スキャ狙いであれば断然スタンダード口座の方がおすすめ。
IS6FX(旧is6com)のマイクロ口座の注文単位は1000通貨であり、最低1ドルの証拠金で取引ができます。少額で始めたい方にドンピシャの口座。スプレッドやスタンダード口座との比較や特徴をまとめてみました。是非参考にしてみてください。
IS6FXでスプレッドが狭い通貨ペア5選
IS6FXの中でもスプレッドが狭いのは、次の5つの通貨ペアです。
通貨ペア | マイクロ口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
EUR / USD ユーロ/米ドル | 1.9 pips | 1.5 pips |
USD / JPY 米ドル/円 | 2 pips | 1.6 pips |
AUD / USD 豪ドル/米ドル | 2.5 pips | 2 pips |
EUR / GBP ユーロ/ポンド | 2.5 pips | 2 pips |
USD / CAD 米ドル/カナダドル | 2.7 pips | 2.1 pips |
やはり、取引量の多い米ドルやユーロを含む通貨ペアは総じてスプレッドが狭くなる傾向にありますね。
一方でマイナー通貨は、スワップポイントなどで稼げるチャンスがあるもののスプレッドはかさみます。
スプレッド重視の方は、なるべくメジャー通貨を取引するようにすると良さそうです。
その他の通貨ペアについては、こちらの記事で解説しています。
IS6FX(旧is6com)の通貨ペアと銘柄(貴金属)について解説しています。どの通貨ペアを選べばいいか分からないときや、MT4での取引通貨ペアの表示方法についても。
スプレッドが広がる指標発表時・早朝に注意
スプレッドの広いタイミングは、取引コストがかさんでしまうので避けた方が無難です。
ここでは、スプレッドが広がりやすい2つのタイミングをご紹介しましょう。
経済指標の発表時はスプレッドが広がる
経済指標とは、各国の政府などが発表している「経済に関連する統計」のことで、経済の動きを予測するうえで重要なバロメーターのひとつとなっています。
トレードをする上で重要となる主な経済指標には次のようなものがあります。
- 政策金利
- GDPや消費動向
- 雇用統計
- 物価上昇率や貿易赤字
こうした経済指標発表時は、急激な相場変動が起こりやすいためスプレッドが広がりやすくなります。
早朝5時~7時はスプレッドが広がる
日本時間の早朝5:00~8:00も、スプレッドが広がりやすいタイミングです。
この時間はNY市場など大きな都市の取引が終了する時間帯であるため、取引量が減少してスプレッドが広がる傾向があります。
逆に取引量が多いおすすめの時間帯は、日本時間の15時~深夜0時にかけてです。
FXの市場は、日本時間の15時から16時くらいにロンドン市場が開始するタイミングで活発化し、NY市場が閉まる深夜0時を目安に取引量が減っていきます。
この中でも特に、ロンドン市場とNY市場が重なる21時~翌0時の時間帯はゴールデンタイムと言っていいでしょう。
MT4でスプレッドを表示させる方法
最後に、MT4でスプレッドを表示させる方法について解説していきます。こちらはIS6FXですでに口座開設をした方向けです。
口座開設がまだの方は、「リアル口座開設の流れ」を参考にして手順を確認してみてください。
ここでは、PC版のMT4での
- チャート上にAskラインを表示する方法
- 気配値の表にスプレッド表示させる方法
について説明していきます。
チャートにAskラインを表示する方法
以下の画面のように、初期設定では売値(Bid)のラインは引かれていますが、買値(Ask)のラインがありません。
チャートで視覚的にスプレッドを確認するために、Askのラインは表示させて置くことをおすすめします。
Askラインを表示させるには、まずはチャート画面を右クリックし、メニューバーの「プロパティ」を選択します。
以下の表示が出るので、「全般」のタブを選択し、「Askのラインの表示」にチェックを入れてOKボタンを押してください。
これで、チャート上にAskのラインが表示されました。
気配値の表にスプレッドを表示させる方法
では次に、気配値の表にスプレッドを表示させてみましょう。
気配値表示の任意の通貨ペアを右クリックしてください。メニューバーが表示されるので、「スプレッド」をクリックします。
すると、BidとAskの横に「!」の欄が表示されます。ここを見ると、通貨ペアごとのリアルタイムのスプレッドが確認できます。
ここの数字は、単純にBidとAskの値の差を表示しているだけなので、USDJPYの表示も「16」となっています。これは「1.6pips」ということですね。
このスプレッドは、ランダムな時間帯(2020/11/19の12:00ごろ)のスプレッドですが、1.6pipsということで、公式が出している平均スプレッドと同じでした。
以上でスプレッドの表示手順は完了です。
IS6FXのスプレッドまとめ
では、今回のまとめをしておきましょう。
- IS6FXのスプレッドはまあまあ(平均的)
- IS6FXのオススメの口座タイプはスタンダード口座
- 早朝や経済指標発表時のトレードには注意
比較したとおり、IS6FXのスプレッドは他の海外FX会社と比べてそこまで狭いわけではありません。
口座タイプではスタンダード口座がおすすめ。マイクロ口座よりもスプレッドが狭く、ボーナスも受け取ることができる口座です。
こちらの記事では、IS6FXの評判や魅力をとことん突き詰めて書いていますので、ぜひ読んでみてください。
IS6FX(旧is6com)の評判・口コミ・安全性を裏も表も徹底解説。IS6FXオーナーから直接聞きだした必見情報が満載です。安全性やボーナス情報もこちらで。